中絶手術にはどれくらい時間がかかる?

中絶手術にかかる時間は妊娠初期で受ける場合と妊娠中期で受ける場合で大きく異なります。

 

 

妊娠初期では日帰りで手術を行う事が出来ますが妊娠中期では2泊3日以上の入院が必要になります。

 

 

検査や診察に関する時間は別の記事で紹介しますが、ここでは手術自体にかかる時間を述べたいと思います。

 

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妊娠初期の手術にかかる時間

妊娠初期の手術は麻酔を使って行う事が殆どです。麻酔は静脈に点滴の形式で針を刺しそこから麻酔薬を流し込みます。

 

 

この麻酔薬が流し込まれると人によっては一瞬で、普通の人でも数分で意識が無くなり気が付いたら手術が終わっているという事になります。

 

 

妊娠初期の手術には掻把法と吸引法の2種類がありますが手術自体はどちらでも10分~15分で完了します。それではそれぞれもう少し詳細に見て見ましょう。

 

 

掻把法にかかる時間(10~15分)

 

 

掻把法は胎児鉗子と呼ばれる器具で子宮内容物を取り出して

 

 

キュレットと呼ばれるスプーン状の鉄の棒で残った内容物を掻き出すのですが子宮口は通常この器具が入るほど大きくありません。

 

 

そのため前処置として子宮口を広げる必要があります。手術の前日にラミナリア桿と呼ばれる数ミリの棒を子宮口に差し込みます。

 

 

この時痛みを感じる人は少なく、あっても違和感や気持ち悪さがあるくらいです。12時間程するとラミナリア桿が2倍から3倍に広がるので子宮口が開きます。

 

 

翌日は診察を受けて点滴形式で静脈から麻酔薬を流し込みます。

 

 

手術自体は10分~15分ですが、慣れていないお医者さんだったり、子宮筋腫など子宮の形に奇形があると30分以上かかる事もあります。

 

 

麻酔が切れると少しふらふらしたり頭がぼーっとしたりします。

 

 

吸引法にかかる時間(10~15分)

 

 

吸引法は掻把法と異なり先端が細い器具を使って子宮内内容物を吸引するので前処置である子宮口の拡大を行う必要がありません。

 

 

(病院によって異なります)そのため当日に診察~手術まで行える病院もあるようです。

 

 

手術自体は掻把法と同じように静脈麻酔を行い患者の意識が無くなってから器具を挿入し胎児を吸引します。これにかかる時間は10分~15分です。

 

 

妊娠中期の手術にかかる時間(3時間以上)

 

 

妊娠中期の手術は通常分娩と同じく準備や後処置が必要になるため入院が必要です(2泊3日以上)。

 

 

入院初日にラミナリア桿を子宮口に入れますが掻把法と異なり計5~10本を何回かに分けて挿入します※1。2回くらいに分けて挿入するのが一般的です。

 

 

初日は最後のラミナリア桿を入れたらそこから飲食は禁止になります。

 

 

翌日、手術当日に子宮口の大きさを確認し問題が無いようであれば陣痛促進剤を膣から何回も入れます。

 

 

3時間毎にこの陣痛促進剤を挿入します。人によっては最初の3時間以内で陣痛が始まる人もいます。陣痛が始まると分娩室に歩いて移動し分娩台にのります。

 

 

通常の分娩よりは早く生まれる事が多いです。時間にすると30分~1時間ですが麻酔も行わず痛みもあるので実際の時間よりも長く感じられたという方が多いようです。

 

 

※1・・・子宮拡張に関しては利用するラミナリア桿の太さや膨張率、また病院の方針によってなるべくゆっくり拡張させるのか、短期間で拡張させるのかで異なりますので5本~10本は目安と考えて下さい。

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