防風通聖散 (ぼうふうつうしょうさん)

高血圧に伴なう諸症状に用いる漢方薬です。「防風」や「麻黄」など病因を発散して治す発散性の生薬を中心に、熱や炎症をさますもの、便通をよくするもの、無駄な水分を取り去るもの、あるいは血流をよくする生薬などが色々と配合されています。

防風通聖散の配合生薬

桔梗(ききょう)生姜(しょうきょう)白朮(びゃくじゅつ)薄荷(はっか)麻黄(まおう)甘草(かんぞう)山梔子(さんしし)防風(ぼうふう)連翹(れんぎょう)黄芩(おうごん)滑石(かっせき)荊芥(けいがい)芍薬(しゃくやく)石膏(せっこう)大黄(だいおう)当帰(とうき)川芎(せんきゅう)芒硝(ぼうしょう)

防風通聖散の効能一覧

動悸、肩こり、のぼせなどの症状、他に便秘、尿量減少、肥満、むくみなどの解消に用います。最近では、痛風の治療に用いられることが多くなっています。

防風通聖散に適応する体質

高血圧の傾向があり、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人に向きます。

防風通聖散の副作用や注意点

「麻黄」には、心臓や血管に負担をかけるエフェドリン類が含まれます。そのため、高血圧や心臓病など、循環器系に病気のある人は慎重に用いる必要があります。

また、配合生薬に「甘草」が含まれているので、大量服用により、浮腫(むくみ)を生じたり血圧が上がってくることがあります。

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